諏訪湖のぞむ高台で160本余りのハナモモの花見頃

諏訪湖をのぞむ諏訪市の高台では、90歳の男性が長年育ててきた160本余りのハナモモの花が見頃を迎えています。

諏訪市の地蔵寺の裏手にある小口敏広さん(90)の畑では、160本余りのハナモモの花が鮮やかな赤やピンク色の花を咲かせています。
小口さんは70年ほど前に1本のハナモモを植えてから少しずつ数を増やしてきて、評判を呼ぶようになってからは地元の人たちの協力も得て遊歩道を整備し、多くの人が見物できるようにしています。
ことしは、先週はじめから花が咲き始め、その後数日の暖かさで一気に満開となりました。
訪れた人たちは遊歩道をゆっくりと歩きながら美しい景色を眺めたり、写真に撮ったりして春のひとときを楽しんでいました。
訪れた人たちは、「諏訪湖と一緒に楽しめて素晴らしいです」とか、「こんなに多く植えられていると思わず驚きました。来年もまた来たいです」などと話していました。
小口さんは、「休憩できるところも用意しているので、野鳥のさえずりを聞きながらゆっくり楽しんでほしい」と話していました。
小口さんの畑のハナモモの花は今週いっぱい楽しめそうだということです。