戸隠森林植物園 今季の開園を前に 遊歩道を整備

長野市戸隠の戸隠森林植物園で、今シーズンの開園を前に22日、園内の遊歩道の整備が行われました。

国と県が管理している戸隠森林植物園は、さまざまな野鳥や植物を見ることができる広さ70ヘクタール余りの自然公園で、毎年多くの人たちが散策に訪れます。
園内では、毎年雪どけが進むこの時期に、開園に向けた準備が行われ、ことしは国や県の職員などおよそ90人が参加しました。
参加者たちは、8つの班に分かれて作業を開始し、このうち1つの班は、ぬかるんだ園内の遊歩道で来園客が滑らないよう、木片をまいていました。
林野庁北信森林管理署の林満署長は「来園客の安全を第一に考え、開園の準備を進めていきたい。『野鳥の宝庫』と言われるこの自然を楽しんでもらいたい」と話していました。
戸隠森林植物園は今月27日から開園する予定で、ミズバショウが見頃を迎えているということです。