長野マラソン 5年ぶり制限なくし開催 約9000人が参加

長野マラソンが5年ぶりに制限をなくして行われ、およそ9000人のランナーがゴールを目指しました。

1998年の長野オリンピックを記念して始まり、ことし26回目となった長野マラソンには県内外からおよそ9000人のランナーが出場しました。
スタート地点の長野市の運動公園には、シドニーオリンピック女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子さんが駆けつけ、「最後まで諦めずにゴールを目指してください」と激励しました。
この後、一斉にスタートしたランナーは市内中心部や長野大会の競技会場の前を通るコースを駆け抜け、ゴールを目指しました。
ことしは5年ぶりに制限がなくなり、沿道の多くの市民から声援が送られていました。
レースの結果、男子は東京の矢野圭吾選手が2時間15分53秒で、女子は徳島県の川内理江選手が2時間33分16秒で、いずれも初優勝を果たしました。
同時に行われた長野車いすマラソンは、千葉県の樋口政幸選手が45分7秒で10回目の優勝を果たしました。
初めて出場したという東京の20代の男性は「力を出し切れて満足しています。沿道からの声援も力になりました」と話していました。
長野市内から参加した40代の女性は「目標のタイムを達成できてよかったです。気温もちょうどよくて走りやすかったです」と話していました。