噴火警戒レベルが「2」の浅間山の状況

噴火警戒レベルが「2」に引き上げられている浅間山の状況です。

気象庁によりますと、山体の膨張を示すと考えられるわずかな地殻変動は去年11月ごろから停滞しています。
火山性地震は、今月16日は26回、17日は33回、18日は63回、19日は午後3時までに40回で、去年7月下旬以降おおむね少ない状態が続いています。
また、火山ガスの放出量は1日あたり500トン前後で推移していています。
気象庁は、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するとともに、地元自治体などの指示に従い、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。