長野 松本空港 昨年度利用者 開港後2番目に多い25万人余

昨年度、松本空港を発着した便の利用者はこれまでで2番目に多い25万人余りでした。
県は、コロナのなかでも路線を拡大して需要を捉えたためだと分析しています。

県によりますと、昨年度の松本空港の利用者は、25万9436人と前の年度に比べて3万人余り増え、昭和41年度に開港してからは、平成8年度の26万4000人余りに次いで2番目に多くなりました。
路線別では、▽福岡と結ぶ便が最も多い8万8000人余り、次いで▽神戸が8万人余り、▽札幌・新千歳空港が5万7000人余りでした。
このほか、▽札幌・丘珠空港が2万4000人余り、▽大阪・伊丹空港が、3000人余りとなっています。
また、那覇や稚内などと結ぶチャーター便の利用者は4000人余りでした。
県松本空港課は、「航空会社がコロナのなかでも路線を拡大し、コロナ後の需要を捉えたことが利用者の増加につながった。来年は大阪・関西万博があるので、関西方面の利用者増加に力を入れていきたい」としています。