武論尊さん塾長の漫画家養成塾 新しい施設で入塾式 佐久

長野県佐久市出身で人気漫画「北斗の拳」などの原作者の、武論尊さんが塾長を務める漫画家養成塾の入塾式が、先月完成したばかりの施設で開かれました。

佐久市では、地元出身の武論尊さんが塾長を務め、漫画家や漫画原作者を養成する「武論尊100時間漫画塾」が6年前に開講しました。
先月には、武論尊さんが中心となって建設した専用の施設、「さくまんが舎」も完成し、14日、完成して間もない施設で今年度の入塾式が開かれました。
式では武論尊さんが、「今の自分の力を把握したうえで、足りないものを学んでほしい」と激励しました。
今回、入塾したのは、12歳から44歳の27人で来年3月まで武論尊さんや有名漫画家などから合わせて20回の講義を受けるということです。
入塾した20代の男性は、「新しい校舎で授業が受けられてうれしいです。世の中に名前を残せるように頑張ります」と話していました。
また、20代の女性は、「プロになれるように、いろいろなことを吸収したいです」と話していました。
式のあと武論尊さんは、「俺たち先輩を追いかけていたのでは超えられないので、自分の作品をつくれるように頑張ってほしい。こちらも『お前らに負けるか』という思いで、一緒に闘っていきたい」と話していました。