県職員懲戒免職 18歳未満の女子児童にわいせつ行為など

県職員懲戒免職 18歳未満の女子児童にわいせつ行為など

長野県は、18歳未満の女子児童にわいせつな行為をしたほか、裸の胸の画像を送らせたとして、39歳の男性職員を12日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。

懲戒免職となったのは、県松本地域振興局の環境・廃棄物対策課に勤務していた39歳の主任の男性です。
県によりますと、この職員は、去年4月下旬北信地方の宿泊施設で18歳に満たない女子児童に現金を渡してわいせつな行為をしたほか、同じ女子児童に裸の胸の画像を送らせたということです。
児童買春の罪で検察に略式起訴されたあと、長野簡易裁判所から罰金80万円の略式命令を受け、納付したということです。
県は、職員がいずれの行為についても認めていることから、12日付けで懲戒免職の処分にしました。
職員は、県の聞き取りに「被害者に対し、大変申し訳ないという謝罪の気持ちでいっぱいです」などと話しているということです。
県コンプライアンス・行政経営課の石澤彰郎課長は「県民の信頼を大きく損なう事態を招いたことは大変遺憾で、心よりおわび申し上げます。再びこのようなことが起きないよう、全職員の綱紀粛正を徹底します」とコメントしています。