「諏訪湖開き」で神事 観光シーズンの安全祈願

長野県の諏訪湖では、本格的な観光シーズンを前に関係者が安全を祈願する「諏訪湖開き」が行われました。

「諏訪湖開き」の神事は、地元の手長神社で行われ、自治体や警察、それに観光協会の関係者などが玉串をささげて安全を祈願しました。
諏訪湖開きは、長年、沿岸の諏訪市と岡谷市、それに下諏訪町が湖畔で催しなどをしていましたが、新型コロナウイルスの影響により神社で神事を執り行うだけとなりました。
諏訪観光協会によりますと、観光に訪れる人は、コロナ前の状況まで回復しつつあるということです。
また、今月からは湖を1周できるサイクリングロードが開通し、行き来する人たちの利便性や安全性が高まりました。
観光協会の佐久秀幸会長は「家族でサイクリングをして楽しんでもらいたい。水質も改善されているので、スイマーにも来てもらいたい」と話していました。