戦国武将の武田氏にゆかり 伊那と韮崎 交流深める催し

戦国武将の武田氏にゆかりがある伊那市と山梨県の韮崎市が交流を深める催しが、伊那市の高遠城址公園で開かれました。

戦国武将、武田信玄の息子、勝頼は今の伊那市高遠町にある高遠城の城主をしたあと、武田家の後継者として甲斐に呼び戻され、今の韮崎市に新府城を建てました。
武田氏にゆかりがある伊那市と韮崎市は文化交流を続けていて、50年の節目を迎えたことしは、高遠城址公園で交流会を開き、「武田節」の踊りや、大正琴の演奏が披露されました。
また、韮崎市教育委員会の堀川薫教育長は、JR韮崎駅前には伊那市から贈られた20本ほどの「タカトオコヒガンザクラ」が植えられていて、去年、植樹された2本の木も先日、花をつけたというエピソードを紹介して参加者を喜ばせました。
韮崎市教育委員会の堀川教育長は「歴史と桜による文化交流をこれからも続けていきたい」と話していました。
伊那市教育委員会の笠原千俊教育長は「桜の木の成長とともに、韮崎市と伊那市の交流が続いていくとうれしい」と話していました。