長野県警察学校で新人警察官など130人余 入校式

長野市の県警察学校で、新人警察官など130人あまりの入校式が行われました。

長野市松代町にある県警察学校で行われた入校式には、この春採用された警察官118人と事務などの職員14人が出席しました。
式では、入校生一人ひとりの名前が読み上げられ、県警察本部の小野田博通警務部長から辞令を受け取りました。
このあと、入校生を代表して牧野健吾さんが「何者も恐れず良心に従って公平中正に警察職務にあたります」と誓いのことばを述べました。
これに対し小野田警務部長は、「警察官として現場に出ると、自分1人で判断しなければならない場面があります。そのためにも警察学校での訓練などに励んでください」と訓示しました。
新人警察官らは、今後、半年から10か月程度にわたって法律や逮捕術などを学んだあと、県内各地の警察署に配属されます。
祖父と同じく警察官の道を選んだ長谷川大輔さんは「式を終えてようやく警察官の一員になれた気がします。特殊詐欺グループの摘発などを行う刑事課に興味があり、祖父のように力強い警察官になりたいです」と話していました。