桜の名所の臥竜公園で「池開き式」 須坂

花見シーズンを前に、桜の名所として知られる須坂市の臥竜公園では3日、「池開き式」が行われボートの営業が始まりました。

須坂市の臥竜公園は、竜ヶ池を囲むように植えられたソメイヨシノなどおよそ600本の桜の木が名物となっています。
例年、花見シーズンを控えたこの時期から竜ヶ池ではボートの営業が始まり、きょうは地元の観光関係者などおよそ20人が参加してテープカットが行われました。
午前中、須坂市はあいにくの曇り空で桜もつぼみの状態でしたが、初日は無料でボートに乗れるとあって、訪れた人たちが池からの景色を楽しんでいました。
松本市から来た小学6年の男の子は「ボートに乗るのは楽しかったです。次は桜が咲いた時期に家族みんなで来たいです」と話していました。
臥竜公園の管理事務所によりますと、園内の桜は今月8日ごろに開花し12日前後に満開を迎える見込みです。
管理事務所の中澤雄一所長は「無事に池開きができてうれしいです。安全管理を徹底してボートの営業を行うので、池から眺める桜の景色を楽しんでほしいです」と話していました。