再来年合併の八十二銀行と長野銀行 合同で入社式 長野

再来年合併する八十二銀行と長野銀行は、初めて、合同での入社式を行いました。

長野市のホテルで行われた入社式には、新入社員140人余りが出席しました。
式典では、代表の新入社員が、八十二銀行の松下正樹頭取と長野銀行の西澤仁志頭取から辞令書を受け取りました。
八十二銀行と長野銀行をめぐっては、去年6月経営統合し、預金残高で9兆円規模の地銀グループとなり、再来年1月には合併して「八十二長野銀行」となります。
これを踏まえて、八十二銀行の松下頭取は「地域の発展や顧客の悩みに応えるには、合併によって人材や体制を整える必要がある。みずから考えて行動してほしい」とあいさつしました。
これに対し、新入社員を代表して八十二銀行の松川恭也さんは、「合併を控え、地域のお客様から期待が寄せられている。期待と信頼に応えるため努力していく」と抱負を述べました。
式典のあと、長野銀行に入社した女性社員は「長野銀行だけでなく八十二銀行の魅力も学んで一つ一つの業務に誠実に向き合いたいです。地域の企業を支えることで社会に貢献したいです」と話していました。
今後、両行の新入社員は、合同で研修を受けたあと、それぞれの支店などに配属されるということです。