クラフトビールメーカーで入社式 新入社員も祝杯 御代田町

新年度初日の1日、各地で入社式が行われています。
このうち、軽井沢町に本社があるクラフトビールメーカーでは、新入社員と先輩社員が一堂に会して祝杯を挙げるユニークな入社式が5年ぶりに行われました。

軽井沢町に本社があるクラフトビールメーカーでは、新入社員がいる年には毎回、先輩社員がアイデアを出してユニークな入社式を行っています。
1日は、御代田町の醸造所で入社式が行われ、ビールなどで乾杯して新入社員6人の門出を祝いました。
新入社員と先輩社員が一堂に会して祝杯を挙げる入社式は、新型コロナの影響で取りやめていましたが、ことしは5年ぶりに再開したということです。
一方、この会社では、職場の風通しをよくしようと、先輩、後輩、関係なく、お互いの名前をニックネームで呼び合っていて、入社式では、新入社員がみずからつけたニックネームの由来を説明していました。
このほか、先輩社員が手作りした新入社員を歓迎するための寸劇や動画も披露され、笑顔があふれる入社式となりました。
新入社員の男性は「朝からビールが飲めたり、楽しい企画があったりして、最高の入社式になりました。おいしいビールが造れるよう頑張ろうという気持ちになれました」と話していました。
先輩社員は「入社式を喜んでもらえてよかったです。一緒に働けることを楽しみにしています」と話していました。