持ち込まれた壊れたおもちゃを「おもちゃの病院」が修理 岡谷

ボランティア団体の「おもちゃの病院」が31日、岡谷市で、親子連れなどが持ち込んだ壊れたおもちゃを修理しました。

「おもちゃの病院」は、おもちゃの修理を原則、無料で行うボランティア団体で、全国に1600人以上の会員がいます。
31日は、岡谷市の「子育て支援館」を会場に活動が行われ、親子連れが、壊れた人形や目覚まし時計などのおもちゃを持ち込んでいました。
ドクターを務める5人のボランティアは、専用の工具を使って慣れた手つきで修理を進めていました。
中には、すぐに修理ができないおもちゃもありましたが、団体では、いったん持ち帰って直した上で、子どもたちに届けるということです。
利用した人たちは「子どもが気に入っているおもちゃを直してもらえてうれしいです」とか「思い出のある時計なので直してもらえてありがたいです」と話していました。
「おもちゃの病院」のドクターの1人、笠原修さんは、「大切に遊んでいたおもちゃを直すことで、子どもたちの笑顔が見られることが何よりもうれしいです」と話していました。