伊那市富県地区の子育て支援センターがリニューアル 長野

伊那市の富県地区で、子どもが自由に遊べたり常駐の保育士が親からの相談に応じたりする「子育て支援センター」がリニューアルされ、今週から利用が始まりました。

伊那市には小さな子どもと保護者が自由にすごせる子育て支援センターが5か所あります。
このうち、老朽化していた富県地区の施設がリニューアルされたことから、25日、式典が開かれ、消防団の音楽隊が演奏を披露して祝いました。
このあと、子どもたちは、保護者や保育士が見守る中で、施設にある遊具やおもちゃを使って思い思いに遊んでいました。
センターは、屋根や外装などを明るい色に塗り替えたほか、コンクリートだったテラスの床をゴムチップを使用したものにするなど、安全に配慮したつくりになっています。
また、室内の壁の一部には地元産のひのきが使われ、快適にすごせる空間を目指したということです。
1歳の女の子と訪れた女性は、「遊具が多く、子どもの歩く練習にもなって助かります。保護者どうしで話ができてリフレッシュになります」と話していました。
伊那市の小牧徳子子育て支援センター長は、「親子で楽しくすごせる建物になったので、ぜひ利用してほしいです」と話していました。