アカデミー賞の山崎監督に「知事特別表彰」「松本市民栄誉賞」

「ゴジラ−1.0」でアジア圏の映画として初めてアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した松本市出身の山崎貴監督に、新たに設けられた知事特別表彰が贈られることになりました。

これは25日開かれた定例の会見で、長野県の阿部知事が明らかにしました。
松本市出身の山崎貴監督が脚本やVFXも担当した「ゴジラ−1.0」は、巨大怪獣のゴジラやゴジラに立ち向かう人々の姿をVFXを駆使した迫力ある映像で描いた作品で、岡谷市でもロケが行われました。
日本時間の今月11日に発表されたアカデミー賞で、アジア圏の映画として初めて視覚効果賞を受賞したことから、長野県が新たに設けた「知事特別表彰」が山崎監督に贈られることになりました。
阿部知事は「表彰は県民に希望を与えた方を対象とするもので、まさに第1号にふさわしい。私も“特撮モノ”の映画などを見て少年時代にいろいろな夢を膨らませた世代なので、アカデミー賞の受賞はすばらしいと思う。山崎監督のさらなる活躍を心からお祈りしている」と述べて、偉業をたたえていました。

【山崎監督に出身地松本市から「松本市民栄誉賞」も】。
「ゴジラ−1.0」でアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した、松本市出身の山崎貴監督に「松本市民栄誉賞」が贈られることになりました。
松本市出身の山崎監督が脚本やVFXも担当した「ゴジラー1.0」は、日本時間の今月11日に発表されたアカデミー賞で、アジア圏の映画として初めて視覚効果賞を受賞しました。
こうした功績をたたえ、山崎監督に「松本市民栄誉賞」が贈られることになりました。
今回の決定について、緊急の発表会見を開いた臥雲義尚市長は「これまで積み重ねた撮影技術への情熱が結実して受賞につながった。努力を重ねれば夢がかなうことを示し、市民に希望を与えてくれた」と述べました。
2018年に創設された「松本市民栄誉賞」は、スポーツや芸術などで活躍し、市民に明るい希望を与えた人などに贈られる賞で、山崎監督の受賞は、ピョンチャンオリンピック金メダリストの小平奈緒さんに次いで2人目です。