被災した七尾市の復旧支援 ボランティアの高校生が出発 上田

上田市の高校生が、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の復旧を支援するボランティア活動にあたるため、25日朝、出発しました。

七尾市でボランティア活動を行うのは、上田西高校の生徒会のメンバーなど15人です。
25日朝は学校で出発式が開かれ、佐藤純也校長が「限られた時間ですが、被災者のために有意義な支援活動をしてください」と激励しました。
生徒たちは七尾市内の高校を訪れて、必要な支援について聞き取りをするほか、住宅などで災害ごみの片づけをする予定です。
上田西高校では、能登半島地震が発生したすぐあとに校内で寄付を呼びかけて、募金を被災地に送る活動などをしていて、今後も支援を続けていくということです。
2年生の女子生徒は「ニュースなどで被災地の様子を知ると胸が痛いです。少しでも被災者に役立つ活動をしたいです」と話していました。
上田西高校の山下智也生徒会長は「現地での活動はもちろんですが、今後も支援の輪が広がるように、被災地の現状や困りごとをしっかりと把握して、長野県内の高校生に伝えたいです」と話していました。