“ゴジラ” ロケ地の映画館で美術セットの特別展示 岡谷

松本市出身の山崎貴監督の作品、「ゴジラ−1.0」がアカデミー賞の視覚効果賞を受賞したことを受け、ロケ地の岡谷市にある映画館では撮影に使われた美術セットの特別展示が実施されています。

松本市出身の山崎監督が脚本やVFXも担当し、旧岡谷市役所庁舎でもロケが行われた「ゴジラー1.0」は、アカデミー賞で、アジア圏の映画として初めて視覚効果賞を受賞しました。
「ゴジラ−1.0」を上映している岡谷市の映画館は、受賞を記念して撮影に使われた美術セットの特別展示を実施しています。
このうち、縦およそ130センチ、横35センチほどの、「第二復員局」と書かれた木の看板は、旧岡谷市役所庁舎の入口に掲げられ、旧海軍で復員業務を担当した組織の外観として撮影されました。
また、ゴジラとの戦いに向けた作戦会議のシーンで使用されたセットも展示されていて映画の雰囲気を追体験できます。
塩尻市から訪れた70代の女性は、「映画を鑑賞してから美術セットを見ると、よりリアルに感じられます」と話していました。
岡谷市の岡谷スカラ座では、来月上旬まで特別展示を実施するということです。