上田 息子が母親刺し自分も切りつけか 2人とも病院に搬送

21日午前、上田市内の住宅で同居する70代の母親と30代の息子が刃物による傷を負って病院に搬送されました。
2人とも命に別状はない模様で、警察は息子が母親を刃物で刺したあと、みずからを切りつけるなどした可能性があると見て、殺人未遂の疑いで捜査しています。

21日午前9時すぎ、上田市保野の住宅に住む70代の女性が出血した状態で助けを求めに来たと、近所の人から消防に通報がありました。
消防や警察が駆けつけたところ、女性は首などを刃物で刺されてけがをしていたほか、同居する30代の息子も刃物による傷を負って自宅内で倒れていたということです。
2人は病院に運ばれ手当てを受けていますが、現時点で命に別状はないとみられるということです。
警察によりますと、けがをした女性は「息子に刺された」という趣旨の話を近所の人にしていたということです。
警察は、息子が刃物で母親の首などを刺したあと、みずからを切りつけるなどした可能性があると見て、殺人未遂の疑いで詳しいいきさつなどを調べています。
現場は、上田電鉄別所線の塩田町駅から北に1キロほど離れた住宅街です。