酒気帯び運転容疑で逮捕の高山村職員 懲戒免職処分

去年12月、酒を飲んで車を運転したとして酒気帯び運転の疑いで逮捕された高山村の教育委員会の59歳の職員について、村は、15日付けで懲戒免職処分としました。

懲戒免職の処分を受けたのは、高山村教育委員会事務局の59歳の主査です。
高山村によりますと、主査は、去年12月、須坂市の市道で単独事故を起こし、基準値を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
当時、主査は休職中だったということですが、「公務員にふさわしくない行為だ」などとして、村は、15日付けで懲戒免職処分としました。
村の聞き取りに対して「大変なことをしてしまい、村に迷惑をかけた」などと話しているということです。
また、管理監督責任として上司2人を厳重注意処分としたということです。
高山村の内山信行村長は「職員が酒気帯び運転のうえ物損事故という悪質で危険な行為を起こし、心よりおわび申しあげます」などとコメントした上で、給料の10分の1を1か月間減給する議案を議会に提出する考えを示しています。