東京・新宿の中学卒業生に特産の花を発送 長野 伊那

伊那市では、この春に学校を卒業する東京・新宿の子どもたちに、特産のアルストロメリアを届けるため、発送作業が進められています。

伊那市は友好提携を結んでいる新宿区との交流事業の一環として、子どもたちの門出を祝うとともに伊那市の魅力を知ってもらおうと特産のアルストロメリアの花を卒業シーズンに贈っています。
14日は市やJAの職員、それにシルバー人材センターの会員、合わせて20人ほどが今月19日に卒業式を迎える中学生に贈る花の発送作業を行いました。
参加した人たちは、アルストロメリアの茎に付いた余分な葉を取り除いたあと、ピンクや黄色が鮮やかな花を1本1本丁寧にラッピングしていきました。
そして、「ご卒業おめでとうございます」と書かれたメッセージカードを添えて、箱に詰めていました。
市によりますと、今年度は新宿区立の小学校と中学校、それに特別支援学校を卒業するおよそ2800人に花を贈る予定だということです。
伊那市文化交流課の登内茂利係長は、「アルストロメリアを通じて伊那市の魅力を感じて、訪れてもらえるきっかけになればうれしい」と話していました。