アカデミー賞受賞 山崎監督作品に関わる資料の特別展 松本

アカデミー賞受賞 山崎監督作品に関わる資料の特別展 松本

松本市出身の山崎貴監督の「ゴジラ−1.0」がアカデミー賞の視覚効果賞を受賞したことを受けて、松本市美術館では、山崎監督の作品に関わる貴重な資料を集めた特別展が始まりました。

山崎監督が脚本やVFXも担当した「ゴジラー1.0」は日本時間の11日、アメリカ・ロサンゼルスで発表されたアカデミー賞で、アジア圏の映画として初めて視覚効果賞を受賞しました。
これを記念して、山崎監督のふるさとにある松本市美術館では、山崎監督のこれまでの作品に関わる小道具やイラストなど12点を紹介する特別展が12日から始まりました。
このうち、「ゴジラー1.0」の関連では、VFXなどを駆使して作品を製作する過程を紹介する動画が上映されているほか、監督の直筆サイン入りのポスターが展示されています。
このほか、山崎監督が映画などの製作にあたって描いたキャラクターのデザイン画や絵コンテなども展示されています。
名古屋市から訪れた60代の男性は「アカデミー賞の受賞を受けて松本市で特別展が開かれると知って見に来ました。ゴジラの映画はまだ見ていませんが、特別展を見て行きたくなりました」と話していました。
松本市美術館の武藤美紀学芸員は「アカデミー賞受賞の記念企画として特別展を開催できてうれしいです。映画製作のおもしろさなどを感じてもらえる特別展なので皆さんに楽しんでほしいです」と話していました。
特別展は休館の月曜日を除き今月31日まで開かれています。