軽井沢町の職員が不手際 160人の個人情報が漏えい

先月末、軽井沢町の職員が町内の施設に住む現金給付の対象者160人の名簿を、施設の別の居住者1人に送ってしまい、個人情報が漏えいする不手際がありました。

軽井沢町によりますと、先月29日、町の保健福祉課の職員が、町内の施設に住む現金給付の対象者160人の名簿を、施設の別の居住者1人にメールで送ったということです。
職員は、メールを送った人から160人の対象者全員に現金給付の日時や場所を案内してもらおうと、氏名や生年月日を記載した名簿を添付したということですが、個人情報保護の観点から、本来は160人に個別に知らせる必要がありました。
個人情報の施設外への漏えいは確認されなかったということですが、町は今月4日、国の個人情報保護委員会に漏えいの事実を報告しました。
軽井沢町は「職員の情報セキュリティに関する意識を高め、個人情報の管理や取り扱いを徹底し再発防止に努めたい」としています。