卓球 ”伊藤美誠杯“ 初の大会 長野 千曲

オリンピックの卓球でこれまでに金メダルを含む4つのメダルを獲得した伊藤美誠選手の名前を冠した大会が千曲市で初めて開かれました。

伊藤美誠選手は、リオデジャネイロオリンピックの女子団体で日本の銅メダル獲得に貢献したほか、続く東京オリンピックの混合ダブルスでは、日本の卓球史上初めてとなる金メダルを含む、出場した3種目すべてでメダルを獲得しました。
所属企業の創業者が理事長を務めるスポーツ振興財団が千曲市にあることなどが縁で、3日までの2日間にわたって、「伊藤美誠杯卓球ワールドチャレンジ」が初めて開かれました。
大会には、小学5年生から中学2年生までの世代トップレベルの選手たちおよそ200人が参加しました。
3日は、男女の決勝トーナメントが行われ伊藤選手も試合を観戦したほか、表彰式では、優勝した選手にカップを手渡し、次の世代の選手たちを激励していました。
伊藤選手は、訪れた人たちに「たくさんの選手に参加してもらえてとてもうれしかったです。将来的には海外からも選手を呼べるような大会にしたいです」とあいさつしました。
このあと、記者団の取材に応じた伊藤選手は、「子どものときには長野県で開かれた大会にたくさん出場させてもらい、成長することができたので私もそういう大会を開催していきたいです」と話していました。