見頃を迎え「福寿草まつり」地元の農産物などを販売 辰野町

辰野町の山あいの地区で春の訪れを告げる福寿草の花が見頃を迎え、24日は地元の農産物などを販売する「福寿草まつり」が開かれました。

標高850メートルほどの山あいにある辰野町の沢底地区では、「町の花」になっている福寿草およそ5000株が見頃を迎えています。
この時期は、花が群生する畑の脇や土手などに、およそ1キロの遊歩道が設けられ、雪の間から顔をのぞかせる黄色い花を楽しむことができます。
24日はキッチンカーなどが出て料理や地元の農産物などを販売する「福寿草まつり」が5年ぶりに開かれ、行楽客でにぎわいました。
松本市から訪れた女性は、「春が来たという感じです。黄色い花がお日様に輝いてかわいいですね」と話していました。
また、山梨県から訪れた女性は、「地元ではこんなに多くの福寿草を見られるところはないので素晴らしいです」と話していました。
福寿草を楽しむための遊歩道は来月2日まで設けられるということです。