暖かい日続く スキー場の雪とけ臨時休業も 長野 麻績村

このところ比較的暖かい日が続いた影響で、麻績村のスキー場では、ゲレンデの雪がとけて地面が露出し、臨時休業せざるをえない事態となっています。

臨時休業しているのは、麻績村の聖高原スキー場です。
スキー場の運営会社によりますと、先週末までは、ゲレンデに雪が積もっていましたが、このところ比較的暖かい日が続いた影響で、雪がとけて地面が露出したということです。
このスキー場は、例年12月下旬に営業を開始していますが、今シーズンは雪が少なく、先月15日にオープンしたばかりでした。
オープンから1か月余りで臨時休業せざるをえなくなったことについて、スキー場の運営会社の塚原広之課長は「2月のこの時期にこれほど雪が少ないのは初めてだと思う。あす以降、まとまった雪が降らなければ、今シーズンの営業を終了することも検討しないといけない」と話していました。
県内では、ほかのスキー場でもゲレンデの雪がとける事態が相次いでいて、飯綱町の「いいづなリゾートスキー場」では、21日夜の営業を中止するほか、松本市の「野麦峠スキー場」では、今月25日に開催予定だったスキー大会を中止するとしています。