カーリング日本選手権 女子のSC軽井沢クラブ 初優勝

札幌市で行われたカーリングの日本選手権で、女子のSC軽井沢クラブが悲願の初優勝を果たしました。

3日に行われた女子の準決勝は、去年準優勝のSC軽井沢と、1次リーグでSC軽井沢を破った中部電力の県勢対決となりました。
最終の第10エンドで、1点を追うSC軽井沢は、スキップの上野美優が相手のストーンを回り込むように中央に寄せるスーパーショットを繰り出して2点を奪い逆転で決勝進出を果たします。
勢いに乗るSC軽井沢は、北海道銀行と対戦した4日の決勝でも1点を追う最終の第10エンドに上野のショットで2点を奪って逆転勝ちを収め悲願の日本一に輝きました。
上野選手は「予選で負けていた北海道銀行との決勝でロースコアで緊張する展開になると思っていた。最後まで諦めなくてよかった」と笑顔で喜びを語りました。
一方、男子の決勝は、3連覇を目指すSC軽井沢が3年ぶりの優勝を目指す北海道のコンサドーレに敗れ準優勝に終わりました。
女子で優勝したSC軽井沢クラブは来月にカナダで行われる世界選手権への出場権を獲得しました。