長野県産の花「国際園芸博覧会」出展へ

県内で栽培される花の魅力を世界に発信し販路拡大につなげようと、県は来月カタールで開かれる「国際園芸博覧会」に都道府県として唯一出展し、海外のバイヤーとの初めての商談会に臨むことにしています。

長野県は切り花の生産量が全国で5番目で、令和4年の花の輸出額はおよそ2700万円となっているほか、国際的な花のコンテストですぐれた成績をおさめている生産者もいます。
県は海外でのさらなる販路拡大につなげようと、来月13日から25日までカタールのドーハで開かれる「国際園芸博覧会」に都道府県として唯一出展し、海外の富裕層に人気が高いラナンキュラスやサクラを展示することにしています。
さらに、松本市や千曲市の生産者らとともに、海外のバイヤーと初めて商談会を行い、長野県の花の魅力を売り込む方針です。
博覧会には世界各国からおよそ300万人が訪れる見込みで、県は「非常に品質の高い長野県産の花を海外にもアピールしたい」としています。