小学生が自分たちで育てたひまわりから油とる体験 富士見町

富士見町の小学生が、自分たちで育てたひまわりから油をとる作業を体験しました。

作業を体験したのは、富士見小学校の3年生およそ60人です。
子どもたちは、地元の加工所を訪れ、ひまわりの種から油をとるために使う機械の仕組みを担当者から教わりました。
このあと、実際に機械を使ってろ過した「ひまわり油」を瓶に入れる作業を行い、黄金色の油が出てくると、驚きの声があがっていました。
今回使われたひまわりの種161キロは、去年、町内にあるすべての小学校の3年生の児童が、協力して完成させたひまわり畑から収穫したものです。
参加した児童は、「ひまわりの種を収穫するのは大変だったけれど、油が出てきてうれしいです。サラダにかけて食べてみたいです」と話していました。
児童たちが育てたひまわりの種からしぼった油は、およそ40リットルあり、この「ひまわり油」の一部は、参加した児童が自宅に持ち帰ったほか、小学校の給食で使われたり商品として町内で販売されたりする予定だということです。