高齢者や障害者などを支援のケアマネージャー「支援の継続を」

能登半島地震で被災した石川県の避難所で、高齢者や障害者などを支援したケアマネージャーが、12日、長野市で活動を報告し、「支援の継続が求められている」と強調しました。

長野市で報告を行ったのは、いずれもケアマネージャーで、県社会福祉協議会の職員の春日晋さんと、池田町の病院に勤めている丸山健太さんの2人です。
2人は、1月8日から4日間、福祉の現場で働く人でつくる災害派遣福祉チーム「DWAT」の一員として石川県能登町の避難所で高齢者や障害者などの支援にあたったということです。
避難所では、被災した人たちが、今も床に段ボールを敷いて寝泊まりしているほか、こまめに換気しているものの新型コロナなどの感染者が相次いでいることなど厳しい避難生活が続いている実情を説明しました。
これを踏まえ2人は、相談コーナーを新たに設け、「血圧が高い」という相談にはきめ細かく血圧測定を行う対応をとったり、「寒さがこたえる」という悩みには、避難所の中の外気にふれにくい場所に移動できるよう調整するなどしたとしています。
丸山さんは、今後の課題として、被災地の外にあるホテルなどの「2次避難所」への移動を挙げた上で、「ケアが必要な方もさまざまな意向がある。今後どこで生活していきたいのか、意思決定の過程で、福祉チームがきめ細かく相談に乗る必要がある」と指摘しました。
また、春日さんは、「被災者の生活はギリギリの状態なので、各機関が連携してさまざまな支援を続けなければいけない」と話していました。