玄関ドアポストにスマホ差し込んで盗撮 22歳の男 書類送検

茅野市のアパートでおよそ9か月にわたって、玄関のドアポストにスマートフォンを差し込むなどの手口で盗撮を繰り返していたとして元住人の22歳の男が県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されました。
調べに対し容疑を認めているということです。

長野地方検察庁諏訪支部に書類を送られたのは青森市の22歳の無職の男です。
警察によりますと、去年7月までのおよそ9か月にわたって、当時住んでいた茅野市のアパートの2つの部屋で、玄関のドアポストにスマートフォンを差し込み裸の女性を盗撮したほか、別の部屋では、玄関のドアスコープから単眼鏡を使って裸の女性をのぞき見た疑いが持たれています。
犯行はすべて夜間に行われていて、被害にあった女性たちから「外から物音がする」などと相談が寄せられたため警察が捜査していました。
警察によりますと、容疑を認めたうえで、インターネットで盗撮やのぞきの手口を知り、自分の部屋で練習していたなどと話しているということで、余罪はないと見られています。
警察は被害を防ぐためドアポストやドアスコープには内側からカバーをつけることなどを呼びかけています。