パソコン破壊被害の長野市のハローワーク 営業再開

パソコン破壊被害の長野市のハローワーク 営業再開

10日午後、パソコン14台をハンマーで壊される被害にあった長野市のハローワークは11日朝から業務を再開しました。
器物損壊の疑いで逮捕された容疑者は、県内では求職登録をしていなかったということで、警察が動機などを調べています。

10日午後3時半ごろ、長野市中御所の「ハローワーク長野」で、市内に住む31歳の就労施設作業員の男がハンマーを使って求人検索のパソコン14台を壊したとして、器物損壊の疑いでその場で逮捕されました。
調べに対し容疑を認めているということです。
ハローワーク長野では、壊されたパソコンの代わりにスマートフォンなどで求人検索をしてもらうようにし、11日朝から業務を再開しました。
ハローワークによりますと、容疑者は正面の入り口から入り、受付の職員とは会話しないまま両手に1本ずつ持った2本のハンマーを使ってパソコンを壊したということです。
警察官が駆けつけるまでは男性職員2人が容疑者をさすまたで抑え、利用者およそ20人を避難させたということで、職員を含めてけがをした人はいませんでした。
ハローワークによりますと、容疑者は県内では求職登録をしていなかったということで、警察は動機などを詳しく調べています。