能登半島地震の被災者を支援 高校生が募金活動 長野 上田

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、上田市の高校生が募金活動を行いました。

募金活動を行ったのは、上田市の上田西高校の生徒会やJRC部の生徒30人余りです。
スポーツの北信越大会などで交流のある北陸の人たちを支援しようと、10日朝、学校の校門の近くに集まりました。
生徒たちが大きな声で「募金をお願いします」と呼びかけると、登校してきた生徒や職員たちが立ち止まって募金箱にお金を入れていました。
募金をした3年の男子生徒は「野球部の試合で北陸に行ったとき、地元の人たちにお世話になりました。少しでも被災者の役に立ってほしいです」と話していました。
また、募金をした女子生徒は「兄が富山県に住んでいるので心配しています。北陸の人たちが一日も早く元の生活に戻れるといいです」と話していました。
上田西高校の山下智也生徒会長は「部活動で北陸の高校と接することも多いので募金活動を行いました。被災者は大変な思いをしているので、高校生でもできることを考えて支援していきたいです」と話していました。
学校によりますと、10日は1時間あまりで10万6000円近くの募金が集まったということで活動は11日も行われます。