外国人のバックカントリースキー事故防止へ安全啓発動画制作

長野県などはバックカントリーでの外国人の遭難事故を防ぐため、英語による動画と記事を制作し、ホームページで公開しています。

バックカントリースキーは、手つかずの自然の中を滑れると人気で、長野県には質のいい雪を求めて海外からも多くの人が訪れます。
一方、深刻な事故も相次ぎ、昨シーズンはバックカントリーで遭難した22人のうち、11人が外国人でそのうち2人が死亡しました。
このため、県と県山岳遭難防止対策協会は、外国人観光客に対して、英語による安全啓発の動画と記事を制作し、県の観光サイトで公開しています。
動画ではバックカントリーにはリスクがあることを伝え、雪崩の可能性について事前に情報収集をしたり、専門のガイドがいるツアーに参加したりするよう呼びかけています。
県はサイトにアクセスできるQRコードが掲載されたステッカーを2万枚配布し、スキー場やバス乗り場などに貼ってもらうことにしています。