今季で最後の「スケート場まつり」施設来年閉鎖に 上田

今シーズン限りの閉鎖が決まっている上田市のスケート場で、最後の「スケート場まつり」が開かれ、大勢の家族連れでにぎわいました。

上田市と東御市が運営する上田市の「市民の森スケート場」は昭和60年のオープン以来、多くの客に親しまれ小学校のスケート教室などでも利用されてきました。
しかし施設の老朽化や利用者の減少などに伴って、来年2月4日の営業を最後に閉鎖が決まり、この時期恒例の「スケート場まつり」は17日が最後となりました。
ゲストには、バンクーバーオリンピックのスピードスケートに出場した、宮田村出身の神津志保美さんらが招かれ、子どもたちを対象にスケート教室が開かれました。
このほか、氷上のパン取り競争も行われ、参加者は転ばないように気をつけながらパンまでたどりつき楽しそうに手に取っていました。
上田市の小学4年生の女の子は「足が冷たいけど、うまく滑れると楽しいです」と話していました。
また、上田市の40代の女性は「家族で滑りに来ていたので閉鎖は残念です。閉鎖までまだ日にちがあるので、また滑りに来たいです」と話していました。