日本と東南アジア各国の若手経営者が関係強化へ意見交換

軽井沢町では、日本とASEAN=東南アジア諸国連合の若手のビジネスリーダーたちが集まり、関係強化に向けた方策について意見を交わすイベントが開かれています。

イベントは、日本とASEANの友好協力関係がことし50年の節目を迎えたのに合わせて経済産業省などが開いたもので、日本と東南アジア各国の若手経営者などおよそ100人が出席しました。
午前中のセッションでは、各国の経済団体などの関係者が登壇し、このうちインドネシア商工会議所の幹部は日本とASEAN各国の若手経営者どうしの連携強化の意義を強調しました。
その上で、「ともにブランドを立ち上げたり、知識を共有したりする機会を設けることが重要だ」と述べ、協力関係の拡大を訴えました。
マレーシアから参加したスタートアップ企業の経営者は、「日本企業は歴史的に技術革新を導いてきた。日本とASEANの連携が深まれば相乗効果が期待できる」と話していました。
議論の結果は、日本とASEAN各国の若手経営者どうしの連携強化に向けた共同宣言としてまとめられるということです。