志望校合格願う「ハイレール神社」 JR中込駅に設置 佐久

受験シーズンを迎え、佐久市のJR中込駅には、受験生の合格を祈願する「ハイレール神社」が設けられました。

JR中込駅の待合室には、小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」にちなんで、受験生の志望校合格を願う「ハイレール神社」が、毎年この時期に設けられています。
今シーズンの設置初日となった、12日は、神職による神事が行われ、駅員も参加して受験生の合格を祈りました。
神社には、紙で作られた絵馬も用意され、願いごとを書いて奉納できるようになっています。
また、列車が急勾配を登る際に、車輪が滑らないようにまく砂を納めて縁起を担いだお守り、「はいれ〜る御守り」も無料で配布されています。
「ハイレール神社」は、JRの路線のなかで標高が最も高い野辺山駅にも設置され、両方の駅のスタンプを集めると、合格という最高地点に「橋」渡しができるようにと願いを込めた、「箸」などをもらえるということです。
JR東日本長野支社小海線統括センターの渋谷和宏主任は、「受験生は志望校に入れるように、夢や目標がある人は達成できるように参拝してほしい」と話していました。
ハイレール神社は、来年の3月25日まで設置されています。