ゴンドラ閉じ込めを想定 スキー場で救助訓練 長野 富士見町

今月15日から営業が始まる富士見町のスキー場で、ゴンドラに乗客が閉じ込められたという想定で救助訓練が行われました。

富士見町の「富士見パノラマリゾート」で行われた救助訓練には、スキー場の従業員や茅野警察署の警察官などおよそ20人が参加しました。
訓練は、8人乗りのゴンドラが機械トラブルによって停止し、乗客3人が閉じ込められたという想定で行われました。
参加者たちは、まず、ワイヤーにロープをかけて、およそ6メートルの高さに止まっているゴンドラの屋根にのぼりました。
そして扉を開けて乗客の無事を確認したあと、救助用のロープを使って一人一人ゆっくりと地上に降ろしていきました。
参加者たちは互いに声をかけ合い、手順をひとつずつ確認しながら訓練に臨んでいました。
富士見パノラマリゾートの荒木清孝スキー場事業統括部長は「訓練を通して万が一のことが起きたときにお客様を安全に救助できる体勢を整えてこの冬を迎えたい」と話していました。