正月の縁起物に魂入れる「開眼法要」 長野 善光寺大勧進

師走に入り年末年始の準備が進む中、長野市の善光寺大勧進で、正月の縁起物のだるまなどに魂をいれる「開眼法要」が行われました。

この法要は長野市の善光寺大勧進が年の瀬のこの時期に毎年行っていて、9日は正月の縁起物のだるまと破魔矢がお堂に並べられました。
そして栢木寛照貫主が、読経で祈りを込めて縁起物に魂を入れていきました。
来年の正月は、新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行したことに伴って大勢の参拝者が訪れるとみて、ことしのおよそ2倍にあたる9000個のだるまが用意されるということです。
栢木寛照貫主は、「平和な世の中になるように願いを込めました」と話していました。
開眼法要を行った縁起物は、今月下旬から入手できるということです。