小学校の給食に針金混入 南箕輪村教委 “再発防止に努める”

ことし10月、南箕輪村の小学校で、給食に針金が混入していたことが分かりました。
児童は食べる前に気がついて取り除いたということで、村の教育委員会は、再発防止に努めるとしています。

南箕輪村の教育委員会によりますと、ことし10月、南箕輪小学校で提供された給食のメニューのシューマイに、長さ8ミリ、直径0.5ミリの針金1本が入っていたということです。
食べようとした児童がシューマイを割ったところで気がつき、針金を取り除いて食べたということで、けがはありませんでした。
給食は村の学校給食センターが作っていて、調査したものの原因は分かっていないということです。
また、ことし1月には、学校給食センターで使われている野菜のスライサーの金属の刃が数ミリ欠け、給食に混入した疑いがあることが分かりました。
この給食は、南箕輪小学校の一部の児童が食べたということですが、健康被害の報告はないということです。
南箕輪村教育委員会は、いずれもその日のうちに保護者には連絡したため公表はしていなかったとしていて、「子どもたちに安心安全な食事を提供するため再発防止に努めるとともに、異物混入の公表方法については今後検討する」とコメントしています。