伊那 信州の伝統野菜「羽広菜」収穫作業が最盛期

「信州の伝統野菜」に認定されている「羽広菜」の収穫が、伊那市で行われています。

「羽広菜」は、伊那市の羽広地区で江戸時代から栽培されている伝統野菜で、収穫作業が最盛期を迎えています。
かつては、野沢菜や稲核菜とともに信州の“三大漬け菜”とも言われていましたが、近年では、葉と切り分けた“かぶ”の部分のみが主に漬物に加工され販売されています。
羽広菜のかぶは、こぶしほどの大きさの円すい形で、葉に近い部分が赤紫色、下のほうが白いのが特徴です。
農家でつくる生産組合の組合員たちは、広さおよそ10アールの畑で、地面から引き抜いたり葉とかぶを切り分けたりしていました。
羽広菜生産組合の西村かほる組合長は、「やわらかく少し辛みのあるおいしいかぶなので、漬物だけでなく、ポトフやステーキなどでも味わってほしい」と話していました。
羽広菜のかぶは10トンほど収穫できる見込みで、漬物は酒かすやみそなどで1か月ほど漬け込んだあと出荷されるということです。
葉の部分は、農家の人たちが漬物にして主に自分たちで食べるということです。