レギュラーガソリン価格 長野県では4週連続の値上がり

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、先週から1.1円上がって1リットルあたり181.8円で、4週続けての値上がりとなりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、20日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり181.8円で先週から1.1円上がりました。
値上がりは4週連続です。
全国では長崎県に次いで2番目に高くなっていて、隣接する8つの県の中で最も安い愛知県との価格差は14.1円となっています。
このほか、ハイオクガソリンは1リットルあたり193.1円、軽油は1リットルあたり163.0円で、それぞれ1.2円の値上がりとなりました。
また、灯油の店頭価格は18リットルあたり2043円で、19円上がりました。
欧米や中国の景気が減速するという懸念から原油価格が下落したことに伴って、政府による補助金の支給額が減ったことが主な要因です。
ただ、円安などで原油の調達コストは依然として高く、補助金への依存が続いています。
今後の見通しについて、石油情報センターは「原油価格の下落が続いているため補助金の支給額が減り、来週も値上がりすることが予想される」としています。