一貫して県内で農村医療 若月俊一医師描くミュージカル 佐久

「農民とともに」を合言葉に、戦後一貫して県内で農村医療に取り組んできた医師、若月俊一さんを題材にした市民参加型のミュージカルが佐久市で上演されました。

このミュージカルは、佐久市文化事業団などが毎年開催していて、ことしは園児から60代までの37人が参加し、19日までの2日間にわたって上演されました。
題材となった医師の若月さんは、昭和20年にいまの佐久総合病院に赴任し、「農民とともに」を合言葉に、医師のいない農村部での出張診療などに一貫して取り組み、平成18年に96歳で亡くなりました。
ステージでは、1人の少女との出会いから、医師のいない農村部にみずからが出向いて診察を行うことを思いついたシーンなどが歌やダンスで生き生きと表現されました。
若月さんを演じたのは、佐久市の中学校で音楽の教諭を務める男性で、張りのある歌声を披露し大役を見事に演じきりました。
ミュージカルを見た小学6年の男の子は「歌声や演技がとてもよかったです。将来、医師になりたいという夢が若月さんの生涯を知ってさらに大きくなりました」と話していました。