「スペシャルオリンピックス」冬季大会開幕 長野

知的障害のあるアスリートたちによるスポーツの祭典、「スペシャルオリンピックス」の冬季大会が、18日から開かれ、長野市で開会式が行われました。

スペシャルオリンピックスは4年ごとに開かれ、今回の冬季大会では、長野市と北海道を会場に今月から来年の2月にかけて、クロスカントリーやフィギュアスケートなど8つの競技が実施されます。
18日は長野市のホワイトリングで開会式が行われ、アスリートなどおよそ300人からなる19都府県の選手団が次々と入場しました。
開会式では、ロンドンオリンピックの男子柔道の銀メダリストで、大会の会長を務める平岡拓晃さんが、「新型コロナの影響で2016年以来の大会となり待ち遠しかったと思います。最高の大会にしましょう」と激励しました。
つづいて、長野代表でフロアボールに出場する百瀬航士郎さんらが、「精いっぱい力を合わせて勝利を目指します」と力強く宣誓しました。
開会式のあとには、さっそくフロアボールとフロアホッケーの試合が行われ、選手たちが、声を掛け合いながら懸命にボールやパックを追いかけていました。
また、今回の大会は、2025年に開かれる世界大会の選考会も兼ねていることから、白熱した試合が繰り広げられていました。