南箕輪村で交流授業 メダカで環境問題考える

小学生と高校生、それに大学生が身近なメダカから環境問題について考える交流授業が南箕輪村で行われました。

今月10日、南箕輪村にある信州大学伊那キャンパスで行われた交流授業には、南箕輪小学校の児童と辰野高校の生徒それに信州大学の学生の合わせて70人余りが参加しました。
交流授業は、辰野高校の生徒が南箕輪小学校にメダカをプレゼントして身近な環境問題について教えたことがきっかけとなり、信州大学も加わる形で実現しました。
授業のテーマとなったのもメダカで、人に飼育されているものと自然の中で生きるものの違いなどについて意見を交わしました。
このあと、環境問題に詳しい信州大学の伊原正喜准教授が地球温暖化の問題などについて説明し、子どもたちからは「二酸化炭素を減らすためには自然エネルギーの利用が必要だ」とか、「植物を増やすことが大切」といった意見が出されていました。
男子児童は「二酸化炭素を出さないようにこまめに電気を切るなど節電に心がけたい」と話していました。
また、男子生徒は「小学生からもいろいろな意見が出て参考になった。環境保護にはゴミを減らすことも大切だと思うので、食べ物を残さず食べることや服のリサイクルなどに取り組みたい」と話していました。