世界糖尿病デー 病院で予防や治療呼びかけるイベント 諏訪市

11月14日は国連で定められた「世界糖尿病デー」です。
これにあわせて諏訪市内の病院では予防や適切な治療を呼びかけるイベントが開かれました。

糖尿病の予防や治療に生かしてもらおうと、諏訪市の諏訪赤十字病院が開いたイベントでは無料で血糖値を測るコーナーが設けられ、看護師などが適正な範囲におさまっているかどうかを伝えていました。
また、医師による講演会も開かれ、厚生労働省の推計結果などをもとに、糖尿病が強く疑われる人とその可能性が否定できない「糖尿病予備軍」を合計すると日本人の成人のうち、4人に1人前後にのぼることが説明されました。
また、理学療法士が予防にどのような運動が有効か紹介し、集まった人たちが体験していました。
糖尿病の治療中だという市内の60代の男性は「もっと数値を下げられるよう詳しく勉強したいと思って参加しました。合併症のおそれや感染症との関連もよくわかり、役に立ちました」と話していました。
また、市内の80代の男性は「食事のコントロールや運動の効果は実感していますが、継続することが大切だと再認識しました」と話していました。