ＳＮＳ上で見たうその投資話で詐欺 ５０代女性が１千万円被害

ＳＮＳ上で見たうその投資話を信じて会員登録をした長野市の５０代の女性が、あわせて１０００万円をだまし取られました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともにインターネットやＳＮＳでの投資話は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

長野中央警察署によりますと、ことし９月下旬、長野市の５０代の女性がＳＮＳで見つけた投資関連の広告をみて会員登録をしたところ、投資家のアシスタントを名乗る人物から「セミナーを開催している」とか「専属のアシスタントを紹介する」などとＳＮＳでメッセージが送られてきたということです。
その後、「取引に必要なお金を振り込むように」といった要求が届き、指定された口座に８回にわたって現金を振り込み、およそ２週間の間に１０００万円をだまし取られたということです。
警察によりますと、ことし県内で起きた特殊詐欺事件で１０００万円以上の被害はこれで１１件目で、去年と比べ高額の被害も相次いでいるということです。
警察は捜査を進めるとともに、インターネットやＳＮＳでの投資話は詐欺を疑うことや現金を振り込む前に家族や警察に相談し、１人で判断しないことなどを呼びかけています。