小諸高・小諸商業高 統合を前に説明会 「小諸義塾高校」に

2026年の4月に、小諸高校と小諸商業高校が統合され、新たな高校が開校するのを前に、地元の人たちへの説明会が、7日開かれました。

新たに開校する高校を地元の人に知ってもらおうと、7日夜、県教育委員会などが開いた説明会には、地元の人などおよそ60人が参加しました。
このなかで、統合されて新たに設立される高校は、小諸商業高校の校舎などを活用し、名称を「小諸義塾高校」とする方針であることことなどが発表されました。
また、現在、県内の高校で小諸高校だけにある音楽科を存続させるのに伴って、高校の敷地内に新たに音楽ホールを建設することも説明されました。
県教育委員会では、少子化による生徒数の減少などに対応するため、高校の統合などを進めて、2030年の3月までに新たに14の高校の開校を計画しているということです。
参加した女子中学生は、「どんな高校か分からなかったので、説明が聞けてよかったです。進路の参考にしたいです」と話していました。
県教育委員会高校再編推進室の柳澤弘蔵さんは、「少子化などの影響を受ける中、学校の規模を維持するためにも再編、整備計画を進めている。統合しても、よりよい学びができる学校にしていきたい」と話していました。