長野県高校駅伝 長野東と佐久長聖が優勝 大町

来月、京都で行われる全国高校駅伝への出場をかけた長野県高校駅伝が5日、大町市で行われ、女子では、去年、初の日本一に輝いた長野東が、男子では去年全国2位だった佐久長聖がそれぞれ優勝しました。

ことしの長野県高校駅伝は、男女とも大町市運動公園陸上競技場をスタートとゴールとするコースで行われました。
このうち、フルマラソンの半分の距離を5人でつなぐ女子のレースには12校が出場しました。
レースでは、去年、初の日本一に輝いた長野東が序盤からトップを譲らず、1時間11分17秒のタイムで大会17連覇を達成しました。
1区を走った2年生の窪田舞選手は「レースで残った課題にもう一度向き合って、都大路ではメダル獲得を目指したい」と話していました。
また、フルマラソンと同じ距離を7人でつなぐ男子のレースには20校が出場しました。
去年の全国高校駅伝で2位だった佐久長聖は3人が区間記録を更新する圧倒的な強さを見せ、2時間3分27秒の大会新記録で26連覇を果たしました。
3区で区間記録を更新した3年の山口竣平選手は「区間新は出せたが7秒しか更新できなかったので情けなさを感じている。都大路では優勝を目指したい」と話していました。
長野東と佐久長聖は来月24日に京都で行われる全国高校駅伝へ出場します。