塩尻 老人ホーム入所者殺害事件 容疑者の元職員を鑑定留置

塩尻市の老人ホームで入所者の77歳の女性に薬物を飲ませて殺害したとして逮捕された元職員について、検察が、起訴するかどうか判断するために刑事責任能力を調べる「鑑定留置」を24日から始めました。
期間は、およそ2か月半の予定で、検察は専門家による精神鑑定の結果などを踏まえて起訴するかどうか判断することになります。

塩尻市にある老人ホームの元職員望月大輔容疑者(40)は、去年5月、勤務先に入所していた前田裕子さん(77)に薬物を飲ませて殺害した疑いが持たれています。
警察は認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、元職員は逮捕当初の調べに対し「飲ませたかもしれないが覚えていない」という趣旨のあいまいな供述をしていたということです。
また、元職員は処方された向精神薬をふだんから服用していたということで、長野地方検察庁松本支部は、刑事責任能力を調べる「鑑定留置」を24日から始めました。
「鑑定留置」の期間は来年1月9日までのおよそ2か月半の予定で、検察は、専門家による精神鑑定などの結果を踏まえて起訴するかどうか判断することになります。